一般にエンジンオイルはベースオイルに各種添加剤を加えて製造されています。
オイルの元(基油)であり、基本性能を決定するオイルである。
ベースオイルの性能を補うために加える化学的な添加剤。 現在の技術で製造される添加剤は、ベースオイルそのものの劣化よりも 早く劣化が進んでしまうようです。
添加剤に依存せずベースオイルの性能を引き上げることが求められます。 ベースオイルが高品質・高性能であることによって高負荷、高温、高回転 での性能安定につながります。
どういったベースオイルを選べばよいのか?高性能ベースオイルってどんなものか?
油膜はパラフィンのほうが厚い。(潤滑性大、消音作用、オイル漏れしにくい)
パラフィンは水分により分解しない。
ベースオイルを作り出すには最適である。
エステルとパラフィンの性能はどちらも一長一短であるということです。
油膜が薄いほうが低フリクション化によりエンジン回転は早く高回転に達しますが、 エンジン保護を第一に考えれば油膜が厚いほうが絶対によいということです。
アクセルレスポンスを重視するか、ロングライフでエンジン保護を重視するか、 使用目的等により選択は様々であるということです。
どのオイルが一番いいのか合っているのか選択するには、車が求めるオイル性能、 ご自身が求めるオイル性能によって決定するということです。
エステルとパラフィンの性能の良さとその違いをご自身で体感して下さい。
粘度の選び方・・・
ピストンとシリンダー等のクリアランスにより決定されます。 数字(SAE粘度等級)の大きい方が粘り気(粘度)が強く、温度による影響が小さい。
数字が小さいものが耐熱性が悪いわけでなく、耐熱性はベーオイルによって決定されます。
【例】指定の粘度が10W-40で、レスポンスや燃費を重視するのであれば5W30や0W20を 使用し、エンジン保護を重視するのであれば15W-50や20W50を使用します。